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ポッポッポッポーン



カノラジオ』  第2回 紅薔薇姉妹



祐一「さあ、第2回目が始まりました、このカノラジオ。パーソナリティーは相沢祐一でお送りします」

香里「でって、ねえ相沢君。私は?」

祐一「えっ?」

香里「私は?」

祐一「えっと…(汗)」

香里「じーっ」

祐一「………(大汗)

香里「じーーーーっ」

祐一「…え、えっと、パーソナリティーは相沢祐一と」

香里「美坂香里でお送りします」

祐一「と、ところで今日は初ゲストが来るんだろう(危なかった)」

香里「ええ、そのようね」

祐一「どんな人が来るんだろうな」

香里「大丈夫よ。あなたよりマシな人が来るから」

祐一「グッ…なんか今日香里俺に対してきつくないか?」

香里「いつもの事じゃない?」

祐一「(さっき無視した事、根に持ってるな)」

香里「どうでもいいけど相沢君、収録の後個人的に話があるから残ってね♪」

祐一「……ハイ(泣)」

香里「それはそうと、相沢君」

祐一「ん?なんだ香里」

香里「前回の時挨拶はこんにちわだったわよね」

祐一「ああ、そうだったな」

香里「今回は21時放送になってるわね」

祐一「ま…まあ、それはおいといてここで曲の紹介」

香里「まあいいわ。え〜と、何々「機甲創世記モスピーダ」のED"ブルー・レイン"?」

祐一「なんか俺達の年代からするとマニアックな所だな〜。っていうか生まれてないかも」

香里「1983年に放送されてたのよ。私達の年代で知ってるほうがおかしいわよ」

祐一「ま、それはそうか。それでは"ブルー・レイン"どうぞ」



曲:ブルー・レイン



〜曲終了〜



祐一「さてと、それではゲストを呼んでみましょう」

香里「今回のゲストは紅薔薇姉妹の二人です。どうぞ〜」

祐巳「どうも、初めまして。福沢祐巳です」

祥子「初めまして、小笠原祥子です」

祐一「あれ?姉妹ですよね?なんで苗字が…」

祐巳「あっ、実の姉妹って訳じゃないんです。学校で姉妹(スール)と言うシステムがあって」

香里「生徒同士、つまり赤の他人が姉妹になるって事?」

祥子「言い方はどうあれ、それが正しいですわね」

祐一「なるほど。でも同級生同士でも姉妹とかにはなれるんですか?」

祐巳「それは、ないですね〜」

祥子「上級生が下級生に指導すると言う概念で作られたシステムですから同級生同士はありえないわ」

祐一「疑問に思ったんですが、どうして紅薔薇と言うんですか?」

祥子「この紅薔薇様(ロサ・キネンシス)と言うのは生徒の中では特別なもので、いわゆる生徒会幹部に送られるものです」

香里「紅薔薇様しかないんですか?」

祥子「他には黄薔薇様(ロサ・フェティーダ)と白薔薇様(ロサ・ギガンティア)がいます。この3人と祐巳のようにその三薔薇様の妹で生徒会運営をしています」

祐巳「(お姉さま、格好いい。それに比べて私は…)」

祐一「…プッ、クックックッ」

香里「??どうしたの、祐一」

祐一「いや、祐巳ちゃんの百面相を見てたら」

祐巳「えっ?・・・ええっ!!(また私やっちゃった)」

ドグォ

祐一「ぐふっ」

香里「相沢君、あんまり女性に対して失礼な事言ったら駄目よ。わかった?」

祐一「ふぁい(泣)」

祥子「……」

祐巳「(あぁ、祥子様が「めっ」って顔で見てる。恥ずかしい(汗))」

祐一「本当に祐巳ちゃんは見てて飽きないな」

香里「あら、相沢君だって見てて飽きないわよ」

祐一「ぐっ……(心当たりありすぎて何もいえん)」

香里「え〜と、確か御二人の学校は女子校でしたよね?」

祐巳「はい、そうです」

祐一「むっ、本当なのか!?う〜むいい環境だ」

香里「はぁ〜言うけどね相沢君、あなたの立場で行くと男だけしかいない世界なのよ」

祐一「っ!!…目眩が」

香里「馬鹿は放っておいて、女子校となると下級生とかから告白ってな場面なんてあるんですか?」

祐一「……なんでそんな質問するんだ?香里」

香里「うるさいわね」

祐一「しくしく(涙)」

香里「で、どうなんですか?(※注:目を輝かせながら)」

祥子「ええっと…私にはあんまり来ませんけど、黄薔薇様なら来るんじゃないかしら?」

祐巳「そうですね〜お姉さま(お姉さまも結構多いと思うけど)。黄薔薇様は多いかもしれませんね」

祐一「どうして黄薔薇さまは多いんですか?」

祐巳「え〜とですね、黄薔薇様はミスターリリアンという賞を貰った事がある男装がよく似合う御方なんですよ」

祐一「…ミスターって(汗)」

香里「…………」

祐一「あっあの〜香里さん?なにほわ〜っとした雰囲気かもしだしてるんですか!!」

香里「……はっ!!私としたことが」

祐一「見なかったことにします」

祐巳「あの〜香里さん、涎が…」

香里「(ふきふき)……気のせいよ」

祥子「祐巳!!そう言う事は人様に聞こえるように言うものじゃないでしょ」

祐巳「す、すいません」

祥子「ごめんなさいね香里さん、祐巳の躾がいたらないようで」

香里「い、いえ。気にする事じゃありませんから」

祐一「し、躾!?……萌え〜」

ドグォ!!

祐一「ぐおっ…しくしく、もう嫌だ(涙)」

香里「自分の発言に気をつければ痛い思いはしないわよ」

祐一「気をつけます、サー」

ボグォ

祥子&祐巳「!?」

香里「おかわりいかが?相沢君」

祐一「………………(涙)」

祐巳「あの〜相沢さん白目向いてるんですけど大丈夫でしょうか?」

香里「大丈夫よ、回復力は人外だから」

祐巳「そ、そうなんですか(乾いた笑み)」

香里「でもごめんなさいね。こんな変な番組に出てもらって」

祥子「とんでもないわ、結構おもしろかったわ」

香里「そう言ってもらえると嬉しいです」

祐巳「楽しかったです」

祐一「…………(俺って一体何やってたんだろう)」

香里「最後に好きな曲でもリクエストしてってください」

祥子「好きな曲ね〜…私はあんまり曲は分からないから祐巳、あなたの好きなものを言って頂戴」

祐巳「えっ!!わ、私ですか?そ、そうですね…「My Revolution」をお願いします」

香里「選んだ理由は?」

祐巳「私は何のとりえも無いんですけど、生徒会の仕事をするに当って変わりたいと思ってるんです」

香里「わかりました。今回のゲストは紅薔薇姉妹の二人でした」

祥子&祐巳「ごきげんよう」

香里「それじゃあ"My Revolution"です、どうぞ」


曲:My Revolution



〜曲終了〜


香里「今回はじめてゲストが来てくれましたけど、どうでしたでしょうか?」

祐一「俺は痛かったです(泣)」

香里「もう一発食らってみる?」

祐一「え、遠慮します!!」

香里「残念」

祐一「本気で残念がらないで(涙)」

香里「まあいいわ」

祐一「はぁ、今回パーソナリティは香里じゃなかったんだけどな〜」

香里「えっ?そうなの」

祐一「ああ、今回は真琴だったんだけど…」

香里「だったんだけど?」

祐一「1週間くらい前に何者から後ろから襲われて今自宅でおびえてるよ」

香里「ちょ…ちょっと!!大丈夫なの?真琴ちゃん」

祐一「その日帰ってきた真琴は無惨にも…」

香里「む、無惨にも?」

祐一「横ポニーにされていた」

香里「……某小説みたいな展開ね」

祐一「全くだな。でも結構可愛かったぞ」

香里「へ〜相沢君、横ポニー好きなんだ」

祐一「爆笑したらものすごく怒ったけどね」

香里「当たり前よ」

祐一「なにぃ!!そうなのか」

香里「真琴ちゃんの報復に気をつけなさいよ」

祐一「もう受けた後だったり」

香里「……」

祐一「そう言うわけで今回も香里が出てるんだぞ」

香里「でも一体誰が真琴ちゃんに…」

祐一「変質者か香里のファンの人じゃないのか?」

香里「何で私のファンなのよ!!」

祐一「香里が出てないと嫌だって言う人がいるかもしれないぞ」

香里「そんなファンいるのかしら?」

祐一「奇特な人だな」

香里「…………」

祐一「…(汗)え、えっと次回のゲストは兄に騙される某妹とその友達です!!」

香里「…相沢君」

祐一「次回生きてたら会いましょう!!さようなら〜」

香里「ふふふふふ」




後書き

今回も何となく書きました

前回よりは少し悩んで書いてました(少しじゃなくてかなりですけど)

スランプって恐いな(HP開始からずっと同じ状態です)

HIROが僕の変わりに一生懸命頑張っているので

僕は僕なりのペースで行こうと思います(頑張れよ!!)

後はこのラジオでゲストに来て欲しいキャラがいましたらメールください

分かるキャラでしたら出せる可能性がありますんで

次回、更新できたらまた会いましょう

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