次は○○県からの放送です。どうぞこのままお待ちください

ピッピッピッピーン



カノラジオ』 第三回 ねこの国から



祐一「ようやく三回目を迎えましたカノラジオ、パーソナリティは相沢祐一と」

香里「またまた美坂香里で、お送りします」

祐一「……また香里か」

香里「どういう意味かしら?」

祐一「いや、前回死にか……いっいや、なんでもない」

香里「賢明な判断ね」

祐一「それにしても、女性パーソナリティはサブなのに三回とも香里だよな〜」

香里「でも前回は真琴ちゃんのはずだったんでしょ?」

祐一「今回は名雪の予定だったんだけど、今回もなぜかトラブルが」

香里「えっ?」

祐一「昨日あたりから名雪の部屋に大量の猫が」

香里「……心当たりはないの?」

祐一「全く無いな。秋子さんも分からないって言ってるから」

香里「で、名雪はどうなってるの?」

祐一「今も部屋で…」

香里「相沢君、止めないといずれ名雪は死ぬわよ」

祐一「大丈夫だって。秋子さんが何とかしてくれるだろうから」

??「了承」

祐一&香里「……」

祐一「さっさあ、今回のゲストに行ってみようか」

香里「そ…そうね。相沢君」

祐一「それじゃあ、ゲストの前の音楽コーナーだ」

香里「今回は何?」

祐一「そうだな〜、ベル薔薇にしようかな」

香里「またアニメなの!?」

祐一「じゃあ、TRFのサバイバルダンスでも」

香里「……まあいいわ」

祐一「それじゃあどうぞ」



曲 〜サバイバルダンス〜



祐一「さあ、今回のゲスト登場です」

??「どうも、いや〜恥ずかしいなー」

祐一&香里「………」

??「どうしたんだ?二人とも。せっかく来たのに〜、……まっまさか、俺にほれたのか!!俺はいつでもOKだぞ、美坂〜〜」

香里「どういうことよ、コレは」

祐一「いや、俺は何も聞いてないから」

香里「なんでよりにもよってコイツなのよ!!」

??「何二人でこそこそと話してるんだ……まさか!?相沢、貴様〜俺の美坂をくどいてるんだな!!美坂、騙されるんじゃないぞ。俺が本当の愛を…」

香里「相沢君、さっき言ってたベル薔薇の曲が聞きたくなったわ。流してくれるかしら?」

祐一「おっおう、流すよ……あわれ北川。それじゃあベルサイユの薔薇より”薔薇は美しく散る”です」



曲 〜薔薇は美しく散る〜



祐一「さっさて、気を取り直してゲストコーナーです」

香里「今回のゲストは片瀬雪希さんと進藤さつきさんです」

祐一「では、一人ずつ自己紹介をどうぞ〜」

雪希「片瀬雪希です。好きな人のために作る料理が得意です。よろしくお願いします」

進藤「初めまして、進藤さつきです。宝物はいまつけているリボンです。よろしくお願いします」

祐一「ありがとうございましす。ところで、二人の関係はどんな関係なんですか?」

雪希「友達」

進藤「ライバル」

雪希&さつき「です」

祐一&香里「……」

香里「意見がちょっと噛み合ってないわね…」

雪希「まっまさか、進藤さん。お兄ちゃんの事を」

進藤「………」

雪希「負けないわよ、進藤さん」

相沢「……おにいちゃん?」

雪希「なっ何でも無いです」

進藤「雪希ちゃん、健二さんの事何でもないんだ」

雪希「進藤さん!?」

香里「好きな人なのね〜」

祐一「んっ?香里、何か言ったか」

香里「あの子達の話を聞いても分からないなんて、本当に相沢君って鈍感よね〜」

祐一「どういうことだ?」

香里「言葉どおりよ」

祐一「むむむ(汗)」

香里「ところで二人は同じ人を好きなのね?…でも雪希さんは、その…大丈夫なの?」

雪希「大丈夫って…あっ!!兄妹って言っても、血は繋がってません。お決まりの義兄妹です」

香里「お決まりって(汗)」

祐一「こんなかわいい子が義妹…イイッ!!」

香里「あら、相沢君。義妹が欲しいの?」

祐一「うむ、欲しいといわれれば欲しいさ」

香里「それじゃあ、私と結婚したら?私と結婚すれば栞が義妹としてついてくるわよ」

祐一「けっ結婚!?……はぅ〜」

雪希「えっ、二人はそんな仲なんですか!?」

進藤「………ポッ」

雪希「わっ!?進藤さん、顔が真っ赤だよ〜」

祐一「香里…俺達はまだ付き合ってもいないし、その……なんといったらいいのか、今夜」

香里「ふふふ、冗談よ」

祐一「じょ、冗談…」

雪希「えっ冗談だったんですか」

祐一「……冗談、ふははははは」

進藤「なんか怖いです」

香里「あながち冗談でもないんだけどね(赤)まあ私たちのことは置いといて、あなた達の好きな人はどんな人なのかな?」

進藤「健二さんはとてもやさしい人です。このリボンも…」

雪希「お兄ちゃんはとっても積極的だよ。…夜のほうも」

進藤「!?」

雪希「いつもビデオ見ようって言ってきて、いつも私を騙して……(赤)」 ※雪希ちゃん○7才

香里「ちょっ、ちょっと話の方向がやばくなって来たので、曲を挟みたいと思います」

祐一「…けっこん」

香里「相沢君!!」

祐一「うわっ!!…どっどうした!?」

香里「……曲」

祐一「えっ・・・ああ、はいはい曲ね。え〜と雪希ちゃんのテーマソングかな?”ごめんね”です」

雪希「ああっ、おにいちゃん」

祐一&香里「どうぞ!!」



曲 〜ごめんね〜




祐一「はいっ、という事でEDですね〜」

香里「はぁ〜今日も疲れたわね」

祐一「香里は本当は来なくてもよかったのにな」

香里「本当よね〜、なぜかサブに選ばれた人だけトラブル降りかかってるのよね」

祐一「本当は香里が出たいからやってるんじゃないのか?」

香里「残念だけど私じゃないわ」

祐一「ふむ、やっぱり香里の熱狂的な…」

香里「たまたまアクシデントが続いただけじゃないの?」

祐一「その可能性も無きにしも非ずだな」

香里「変な言い回しはやめたら?」

祐一「これは性分だからな」

香里「はぁ〜」

祐一「……心底あきれたようなため息はやめてくれ」

香里「相沢君がまともになったらやめれるわ」

祐一「うむ、一生無理という事が理解できた」

香里「なんだか頭が痛くなってきたわ」

祐一「むっ、それは大変だ。風邪引くなんて香里らしくないぞ」

香里「風邪じゃないわよ」

祐一「訳が分からない奴だな〜」

香里「頭の痛みも一生治らないと分かったわ」

祐一「お大事に」

香里「はぁ〜」

祐一「さて、次の回のゲストですけど……いません!!」

香里「いないの!?」

祐一「KANONメンバーでやります」

香里「余計疲れるかも」

祐一「はっはっは、何を言う香里。当たり前の事じゃないか」

香里「…認めるのね」

祐一「天野や佐祐理さんだけだと、楽なんだけどな」

香里「……次回が楽しみね」

祐一「それじゃあ次回…五万ヒットの時を心待ちに」

香里「作者の書くスピードが追いつかず記念SSと化したのね」

祐一「それは言わない約束じゃないか」

香里「はいはい、それじゃあ次回会いましょう」

祐一「ぶーぶー、かおりんツマンナイ〜」

香里「……」

祐一「さっさよなら〜(汗)」





〜あとがき〜
はい第3回でした
自分的に全然みずいろキャラを活かせきれなかったと思います
まあ、KANONキャラも一緒なんでしょうけどね(笑)
皆様方のおかげで4万ヒット行きました
今後もよろしくお願いしますね


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