カノラジオ』 第四回 来襲、KANONメンバー




祐一「最初の一回目の作品を除き二回目からが一万ヒットごとの更新となったカノラジオ、今回で四回目です!!」

香里「おめでたいことね」

祐一「二万ヒットから二回目を書いて今は五万ヒットなのに四回目だという矛盾には気づかない方向でお願いします」

香里「……」

祐一「ん?どうしたんだ香里、こめかみ押さえて」

香里「相沢君が言わなければ気づかない人も居たんじゃないかなって思って」

祐一「………あっ!!今の台詞カットしておいて」

香里「はぁ」

祐一「まあいいか、さてパーソナリティの紹介。カノラジオは相沢祐一と」

香里「いつのまにかほぼレギュラー扱いの美坂香里で」

二人「お送りします」

祐一「さて、これが展示されてる回は先刻言ったとおり五万ヒット記念なんですが、これも一重に皆様と副管理人のHIROのおかげです」

香里「ここの管理人はこの作品以外をつくろうとはしないのかしら?」

祐一「作りかけの作品が沢山あるけど完成させるのは無理と駄々をこねてるみたいだ」

香里「……管理人やめた方がいいんじゃないの?」

祐一「副管理人に脅され…じゃなくて管理人は管理人だと言われたみたいだよ」

香里「いつか管理人らしくなるといいけど」

祐一「まあ、内輪?ネタは置いといて」

香里「ある意味内輪ね」

祐一「今回のゲストはKANONキャラという事なんだけど、全員一編に出すと収集が付かなくなるので小出しで出します」

香里「逃げ…とも言うわね」

祐一「確かにそうとも言うな」

香里「少しくらいは否定したら?」

祐一「そんな義理は持ち合わせてないからな」

香里「誰にとっての義理よ?」

祐一「ふっ、男ってのはミステリーなのが格好良いんだ」

香里「話が繋がってないわ」

祐一「そんな事気にしたら今回はきついぞ」

香里「……」

祐一「香里!!どうした!?」

香里「想像しただけで眩暈がしたわ」

祐一「むっ…まあ少数人数で展開されるから大丈夫だろう」

香里「相沢君みたいに短絡的な思考を持ちたいわ」

祐一「はっはっは、そんなに誉めるな」

香里「…」

祐一「さて、そろそろゲストコーナーに行くとするか」

香里「で、誰から呼ぶの?」

祐一「そうだな〜水瀬三姉妹からにでもするか?」

香里「いきなりハードになりそうね」

祐一「どの部隊を呼んでもあまり変わらない気がするけどな」

香里「部隊って…」

祐一「さて、今回の一曲目はKANONらしく”Last regrets”です。」

香里「まあ、無難な判断ね」

祐一「ちなみにEDも皆が想像したとおりの曲です」

香里「アニメ版しか知らない人には全く分からないでしょうけどね」

祐一「心配するな、俺はアニメ版は全く知らない!!」

香里「…」

祐一「それでは”Last regrets”どうぞ」



曲:Last regrets



祐一「さて今回のゲスト第一段目の登場です」

名雪「くー」

あゆ「うぐぅ、名雪さん寝てるよ」

真琴「まことがしっかりしてるからなゆきがねててもだいじょうぶよ」

あゆ「真琴ちゃんの台詞は全部ひらがな…」

真琴「うっ」

祐一「…」

香里「……」

あゆ「…」

祐一「あゆ、そんなすがるような目で俺を見るなよ」

あゆ「祐一くんならどうにかしてくれるかと思って」

祐一「俺にも不可能は存在するんだ」

香里「この場をまとめるのが可能な人を見てみたいわ」

??「了承」

祐一「……ってまたこのネタか!!」

真琴「!!…祐一、いきなり大きな声でしゃべらないでよ」

祐一「真琴が一般的な漢字を使えるようになったら考えてやる」

真琴「その言葉、おぼえてなさいよ!!ちゃんと出来るようになったら肉まんをおごってもらうわよ!!」

あゆ「真琴ちゃんずるいよ、祐一くんボクにもタイヤキおごってよ」

名雪「くー、イチゴサンデー」

祐一「…………俺の懐が暖かくなる時は果たしてくるのか(泣)」

香里「じー」

祐一「ん?」

香里「じーーーっ」

祐一「…はぁ、香里も何か欲しいものあったら買ってやるよ」

香里「えっ本当にいいの?」

祐一「そんな顔で見られてたら買わないわけにはいかないだろ」

香里「…(赤)」

あゆ「二人ともなんかボク達を無視して良い雰囲気だよ」

祐一「おっ、すまんすまん忘れてた」

真琴「私たちのことはあそびだったのね」

祐一「いや、棒読みで言われても説得力皆無だぞ」

真琴「うっ、祐一のくせに〜」

祐一「真琴、そんな事ばっかり言ってるともう一緒に寝てやらないぞ」

真琴「あぅ、ごめんなさい」

祐一「分かればよろしい」

あゆ「うぐぅ、真琴ちゃんまだ祐一くんと一緒に寝てるの!!」

真琴「ゆういちと寝ると落ち着くんだからしようがないでしょ」

祐一「しょうがない…だろ。真琴」

真琴「微妙に違うだけじゃない」

祐一「言葉はきちんと覚えないと駄目だ」

真琴「むーっ」

香里「相沢君ちょっといいかしら?」

祐一「どうした?」

香里「一緒に寝てるってどういうこと?」

祐一「どうってそのまんまの意味だよ」

香里「!?」

あゆ「真琴ちゃんばっかりずるいよ」

祐一「あゆも一緒に寝たいのか?」

あゆ「うぐぅ…恥ずかしいよ」

香里「わたしもいい?」

祐一「ぐあっ、香里もなのか!?」

香里「……」

祐一「冗談で言っただけなんだけどな…本当にやるとしても、あゆなら構わないけど香里は無理だぞ」

香里「どうして、あたしだけ駄目なの」

あゆ「もしかして祐一くん、ボクのこと」

祐一「あ〜あゆさんや、勘違いしないでくれたまへ」

あゆ「…?」

祐一「あゆや真琴ならいいけど香里だと理性がもちそうに無いんだよ」

香里「そういう事ね」

あゆ「うぐぅ、ボクもきちんと女の子してるもん」

真琴「それってどういう意味なのよ〜」

祐一「言葉どおりだよ、真琴。あゆは自分の体に聞く事だ」

あゆ「うー、祐一くんに汚されたぁー」

祐一「誤解を招くような発言はよせ!!」

真琴「覚えてなさいよ!!」

祐一「はいはい、あとで絵本読んであげるからな〜」

真琴「ばかにしないでよ!!マンガならいいけど」

祐一「よくないって」

香里「大変そうね」

祐一「まあな、年少組の相手はツライよ」

あゆ「うぐぅ」

真琴「あぅー」

祐一「さてと、これでお前達の出番はおしまいだ」

あゆ「これで終わりなの?」

真琴「もっと真琴の出番増やしなさいよー!!」

祐一「ん、不満なのか?妥当な時間だと思うが」

あゆ「とっても短いよ!!」

祐一「まだお前達はマシだぞ」

あゆ「どごがだよー」

祐一「こいつを見ろ」

あゆ「………」

真琴「…………」

香里「……そういえば居たわね」

名雪「くー」

祐一「名雪はこれを含めて3回しか発言してないぞ」

あゆ「名雪さん、不憫だよー」

祐一「おっあゆあゆ、不憫という言葉よく知ってたな」

あゆ「祐一くんと同級生だから分かってて当たり前だよ!!」

真琴「ねえねえ、あゆ。どういう意味」

あゆ「そっそれはあれだよ……真琴ちゃん、家で教えてあげるよ」

祐一「使いどころは分かってるけど意味は知らなかったか、まあいいか。それじゃあ曲紹介行こうか」

あゆ「うぐぅ」

祐一「さてと…あゆ、真琴好きな曲をかけてやるぞ」

あゆ「急に言われても思いつかないよ」

祐一「ちなみに一曲しかかけないから早いもの勝ちだぞ」

あゆ「それじゃ・・・」

真琴「それじゃあ北斗の拳の愛を取り戻せ」

祐一「残念だったな〜あゆ」

あゆ「うぐぅ」

香里「またアニソン…」

祐一「それじゃあ聞いてくれ”愛を取り戻せ”」



曲:愛を取り戻せ



祐一「はい、次のゲストです」

佐祐理「よろしくお願いしますねー」

舞「……よろしく」

祐一「という事で、上級生コンビの佐祐理さんと舞です」

佐祐理「で、佐祐理達は何をお話すればいいんですか?」

祐一「………決めてなかった」

香里「はぁ、いつもどこか抜けてるわね」

舞「……お馬鹿さん?」

祐一「失敬な!!」

佐祐理「はぇー祐一さんはお馬鹿さんだったんですか」

祐一「………信じないでください」

香里「あながち外れてはいないんじゃないの?」

祐一「うぐぅ」

あゆ「それ、ボクの台詞」

祐一「…あゆ、お前の出番は終わったんだぞ」

あゆ「……わかったよ」

祐一「ふぅ、いきなり乱入してきやがって」

佐祐理「あははー佐祐理は構いませんよー」

舞「…私も」

祐一「俺達が構うんだよ〜」

佐祐理「そうなんですか」

舞「………」

祐一「そうなんです。あと舞、首振っても伝わらないからなにか話せ」

舞「…はちみつくまさん」

祐一「はぁ〜」

香里「相沢君、やけに疲れてるわね」

祐一「楽かと思ってたけど、考えが甘かった」

香里「それは多分あたし達の個性が強すぎるからよ」

祐一「みんな、本当に個性あるもんなー」

佐祐理「あははー、そんな事ないですよー」

舞「はちみつくまさん」

祐一「いやいや、そんな事あるって」

佐祐理「あははー、そんな事ないですよー」

舞「はちみつくまさん」

祐一「いやいやいやいや、そんな事あるって」

佐祐理「あははー、そんな事ないですよー」

舞「はちみつくまさん」

祐一「いやいやいやいや、そんな事絶対あるって」

香里「……いつまで続けるつもり?」

祐一「香里が止めるまで続けるつもりだったけど」

佐祐理「はぇー」

香里「はぁ…相沢君からしてこれだから、周りも個性を強くしないといけなかったんだわ」

祐一「…何か酷い事言ってないか?」

香里「言葉どおりよ」

佐祐理「舞、聞きましたか?あれが噂の言葉どおりよですよー」

舞「……本当に言ってたんだ」

祐一「よかったな香里、お前にも浮いた噂があったぞ」

香里「どこが浮いてるのよ!!」

祐一「違ったのか?かおりん」

舞「……かおりん?」

香里「かおりんって呼ばないでー!!」

舞「……っ!!」

佐祐理「大丈夫?舞」

祐一「おいおい舞がおびえてるじゃないか」

香里「誰のせいじゃー!!」

佐祐理「あ…あははー、香里さんキャラが壊れてますよ」

香里「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……はっ!!あたしは一体」

祐一「お帰り、香里」

香里「後で、覚えてなさいよ」

舞「……」

佐祐理「もう大丈夫だよー舞」

舞「……うん」

祐一「……舞はかわいいな」

舞「……!?」

佐祐理「佐祐理は…佐祐理はかわいくないんですか?」

祐一「なっ何を言うんですか佐祐理さん、佐祐理さんはビューリホーです」

佐祐理「うれしいです」

祐一「喜んでもらえて何よりだよ」

香里「…………」

舞「………」

祐一「どうしたんだ二人とも?話さないと放送事故になるぞ」

舞「佐祐理ばっかり…ずるい」

祐一「ずるいってさっきお前にも言ったばっかりだろ」

舞「……そうだった」

佐祐理「あははー舞はちょっぴり鳥頭さんですねー」

祐一「さ、佐祐理さん?ちょっぴり言葉に毒が入ってる気がするんですけど」

佐祐理「気のせいですよ」

祐一「そうですか…」

香里「あたしには言ってくれないのね」

祐一「はいはい、後でたくさん言ってあげまちゅからね〜」

香里「……」

祐一「香里さん、とても怖いですのでその顔は止めてもらえませんでしょうか」

香里「この後さらに奇跡的なドラマが起こるから楽しみにしておくことね」

祐一「ぐはっ!!またか」

舞「……自業自得」

佐祐理「あははー」

祐一「ぐしゅぐしゅ」

舞「…ちょっぷ」

祐一「ぐあ、何するんだ舞」

舞「私の台詞とるから…」

祐一「くっ、まあいいか。そう言えば舞、忘れてたけどお前に質問が来てたぞ」

舞「……何?」

祐一「えーと、『舞が持っている剣はどこで手に入れたのですか』だそうだ」

舞「……倉庫にしまってあった、お爺さんの形見」

祐一「形見ってお前、そんな物で戦ってたりしたらまずいだろ」

佐祐理「はぇー知りませんでした、この前まで生きていらっしゃったのに」

舞「……まだまだ健在」

祐一「……それは形見って言わないぞ」

香里「あの、一つ聞いてもいいですか?」

舞「……?」

香里「剣て持ち歩いたりしたら、犯罪なんじゃ」

舞「大丈夫、刃は付いてないから」

祐一「つまり、斬撃じゃなくて打撃だな」

香里「それって剣じゃないんじゃないの?」

祐一「それじゃあ、鈍器で決定だ。舞、分かったか」

舞「……はちみつくまさん」

祐一「という所で、ゲストお開き」

佐祐理「あははー祐一さん、なんだか○楽さんみたいな締め方ですね」

祐一「分かりますか?今日、笑○を見たもんで」

佐祐理「そうだったんですかー」

祐一「まっそういうことで。そうそう何かかけたい曲とかありますか?」

佐祐理「残念ですけど、佐祐理はあまり音楽とか聞かないんですよ」

舞「…私も」

祐一「う〜ん困ったな〜」

香里「自分が好きな曲かけたら?」

祐一「毎回そうもいかんだろう。そうだ舞、好きな動物を言え」

舞「全部好き」

祐一「どれか一つ選んでくれ」

舞「……猫さん」

祐一「猫→舐め猫→ツッパリHigh School Rock'n Roll 登校編」

香里「はぁ、どういう変換よ。やっぱり年ごまかしてない?」

祐一「はっはっは、そんな事無いさ。それでは”ツッパリHigh School Rock'n Roll 登校編”聞いてください」



曲:ツッパリHigh School Rock'n Roll 登校編



祐一「はい、と言う事で今回はこれで終了です」

香里「残りのメンバーはどうするの?出してあげないと後々苦労するわよ」

祐一「ふっ、そこら辺は抜かりは無いさ」

香里「何か考えてきてるの?」

祐一「次回に持ち越し」

香里「はい?」

祐一「だから、次回に持ち越し」

香里「……」

祐一「どうした?あまりの素晴らしさに言葉を失ったか」

香里「ただ単に長くなるのが嫌だっただけって思うけど」

祐一「はっはっは、あまり核心を突いてこないでくれ」

香里「当り!?」

祐一「まっそういう事だ。今日出れなかった愚痴を家でたくさん聞いてくれたまえ」

香里「……栞ね」

祐一「頑張ってくれ」

香里「毎回毎回、何でお姉ちゃんばっかり出てるんですか〜って言われてるのに」

祐一「栞に言われるのは傷つくか?」

香里「少しはね」

祐一「今回は愚痴が多いかも知れんが次回出れるといったら喜ぶぞ」

香里「アイスクリームは要求されるでしょうけどね」

祐一「それを俺に要求するのはもうやめてくれよ」

香里「さあ?」

祐一「かおり〜俺の懐事情も分かってくれ」

香里「ふふっ」

祐一「さて、次回は残りのメンバーを頑張ってやるぞ〜」

香里「…変わり身早いわね」

祐一「そんなに誉めてくれるな」

香里「そう思ってるなら、まあいいけどね」

祐一「なんか気になる言い方だけど……それでは次回をお楽しみに〜」

香里「次回を…」

祐一&香里「震えて待て!!」



次の日祐一が名雪に愚痴を言われたのは言うまでも無い





〜あとがき〜
第四回目でした
きちんと記念日に間に合わせるつもりだったんですけど気づいたらゲームやってまして遅れました
次回を当初は五万五千ヒットの予定だったんですけれどもすでに四千近くまでヒットしてるので無理だと分かりました
という事で次回は六万ヒットです
次回をお楽しみに(してる人いるのかな?)

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