カノラジオ』 第5回 来襲、KANONメンバーセカンド




祐一「さあ今回も始まりました、カノラジオ第五回目。みなさん元気ですか〜!!僕は元気です」

香里「その元気が最後まで残ってると良いわね」

祐一「はっはっは。残るわけ無いじゃないか」

香里「……」

祐一「最初くらいは元気で行かないと」

香里「そおね、最初くらいはね」

祐一「という事で、香里も元気出して弾けるんだ」

香里「嫌よ、あたしはこのテンションが普通なんだから」

祐一「まあそうだな。はじけまくってる香里はあまり想像できないからな」

香里「でも今日はいつもよりやる気が出ないのよね」

祐一「どうしたんだ?」

香里「なんか今回は不安がいっぱいなの」

祐一「はは〜ん」

香里「なっなによ」

祐一「栞の事が心配なのか?」

香里「心配してるかって言われれば心配だけど」

祐一「だけど?」

香里「あの子が変な事口走らないかという事の方が気になるわ」

祐一「……そうだな」

香里「今のを聞いて、相沢君の方が心配になったんじゃない?」

祐一「何を言う。俺は何もやましい事は無いぞ!!たぶん

香里「何かちらっと聞こえたんだけど?」

祐一「目の錯覚だ」

香里「それはあながちはずれって訳では無いけど、ここでは不適当な発言ね」

祐一「うむ、認めてしまったらこの番組の意味が分からなくなるからな」

香里「ラジオって銘打ってるんだから空耳にしておきなさい」

祐一「今度から考えるよ」

香里「考えるだけ…ね」

祐一「まっまあ、そういう事でと…今回もパーソナリティを務めるのは相沢祐一と」

香里「……美坂香里でお送りします」

祐一「早速ゲストコーナーといってみようか」

香里「不安が残るけど」

祐一「なんとかなるものさ」

香里「相沢君は楽天家だったのね」

祐一「ノンノン、ポジティブシンキングだよ」

香里「あまり変わらないような気がするけど」

祐一「それじゃあ前回同様”Last regrets”です。どうぞ」



曲:Last regrets



祐一「はい、という事でゲストコーナーです」

香里「最初のゲストは誰?」

祐一「香里のお待ちかねの栞と同級生の天野のコンビだ」

香里「最初なのね」

祐一「それでは登場です。しおしおコンビ」

栞「えぅ〜その名前かっこ悪いです」

天野「そんな風に呼ぶとは…人として不出来でしょう」

祐一「ぐっ…なんだか元気が少しずつ無くなっていくな」

香里「自業自得ね」

祐一「ぐはっ!!俺の心休まる場所はあるのだろうか」

香里「努力しだいね」

天野「そうですね」

栞「祐一さん、頑張ってください」

祐一「うう」

天野「それは置いておいて、一つだけ疑問があるのですが」

祐一「俺としては置いといて欲しくないが、なんだ?」

天野「どうして皆さんは名前なのに、私だけが苗字なのでしょうか?」

祐一「………さっさあ、今回は何を話していこうか」

天野「そんな酷な事ないでしょう」

祐一「冗談だ。それじゃあ相沢マジックで」

香里「相沢マジック!?」

栞「祐一さんマジック使えるんですか、すごいです」

祐一「まかせろ!!顔が白と赤い男から伝授されたからな」

天野「それはもしかしてピエロもどきの人では」

祐一「細かい事は気にするな」

天野「これ細かい事なのでしょうか」

祐一「考え事ばかりしてるとおばさんに間違われるぞ」

天野「相変わらず相沢さんは失礼ですね」

祐一「これが俺の売りだからな」

香里「嫌な売りね」

祐一「はっはっは…ん?どうした栞」

栞「えっ!?べ、別にマジックが楽しみで黙ってたなんて決してありませんよ」

祐一「はやくマジックして欲しかったのか」

栞「えぅ〜」

香里「はぁ、先が思いやられるわ」

栞「むー、それはどういう事ですか!お姉ちゃん!!」

香里「言葉どおりよ」

栞「そんなこという人嫌いです!!」

香里「うっ」

祐一「さりげなく香里にダメージがいったところで、そろそろやりますか」

栞「……ごくっ」

天野「……」

祐一「○○○○マジック」(諸事情により規制させていただきました)

香里「それじゃあ、まんまじゃないの!!」

祐一「やっぱり?」

香里「ピーッて絶対入ってるわよ」(入りました)

栞「それでマジックは成功したんですか?」

祐一「まあまあ、そう慌てるな。天野、ちょっと発言してみてくれないか」

ミッシー「はい」

香里「………」

栞「………」

ミッシー「……これはどういう事でしょうか」

祐一「よかったな、願いがかなったぞ」

ミッシー「……香里さん、ちょっとこの人の人格整形を行ってよろしいでしょうか」

香里「隅で音が入らないようにするならいいわよ」

ミッシー「ありがとうございます」

祐一「えっ?えっえっ??」

香里「あら、どうしたの栞?」

栞「祐一さん、凄いです〜」

香里「ええっ!!」

栞「私もやってみたいです」

香里「馬鹿なことはあなたのポケットだけにしてよね」

栞「お姉ちゃん、酷いです……それにしてもなんで天野さんはあそこまで怒ったのかな」

香里「……あなた少し世間を学んだ方がいいわよ」

栞「あっ、帰って来ましたよ」

美汐「ただいま戻りました」

栞「あっ名前が変わってる」

美汐「はい、変えてきました」

栞「祐一さん、なんか目が逝ってます」

香里「逝ってるって……たしかにそうだけどね」

祐一「あははは〜まってよド○ルド」

香里「そのネタはもういいわよ」

栞「わ〜お姉ちゃん、凄いどつきです」

美汐「というか、その勢いは死ぬと思うのですが」

香里「大丈夫よ」

祐一「はっ!!俺はいったい」

香里「ほらね」

栞「さすが祐一さん、マジシャンの名は伊達じゃないんですね」

祐一「えっ?マジシャンって?」

栞「さっきマジックつかったじゃないですか〜」

祐一「…??……香里、栞はいったい何を言ってるんだ?」

栞「えぅ〜ひどいです」

香里「相沢君、覚えてないの?」

祐一「何の事だかさっぱりだ」

美汐「…記憶を隠蔽しましたからね」

香里&栞「えっ!?」

祐一「どうした?大きな声出して」

香里「なんでもないわ」

栞「天野さんもマジシャン?」

美汐「ふふふ」

祐一「おっと、そろそろ時間なので」

栞「時間って何ですか?」

祐一「ゲスト終了の時間だ」

栞「え〜私全然しゃべってませんよ」

美汐「私もです」

栞「天野さんなんてどうでもいいんです!!私の出番さえあれば」

美汐「……どうでもいい」

祐一「は、はははは…よし、曲だ!!香里、適当に選べ」

栞「出番〜」

美汐「ふふふふふ」

香里「えっとCHEMISTRYの”It Takes Two”」

祐一「それでは聞いてください!!」



曲:”It Takes Two”



祐一「はぁ〜大変な事になる所だった」

栞「まったくです」

祐一「そうそう、まったくだよな〜って栞!?」

栞「そうです、祐一さんの栞ですよ〜」

祐一「いや、俺のじゃなくていいが」

栞「えぅ」

祐一「それより、どうしてまだ居るんだ?」

栞「おねえちゃんと変わってもらいました」

祐一「よく香里が了承したな」

栞「いえ、お姉ちゃんのほうから言ってきたんです。きっと健気な妹のために一肌脱いでくれたんでしょう」

祐一「健気を辞書で引く事をお勧めするぞ、栞」

栞「それはどういうことですか」

祐一「別に栞は弱くは無いからな」

栞「む〜、私はか弱い乙女なんです」

祐一「わかったわかった、それじゃあゲストを呼ぶか」

栞「祐一さんは、全然わかってません」

祐一「さあ、今日二組のゲストの方、どうぞ〜」

久瀬「まったく、人を待たせるにもほどがあるよ」

斉藤「全くだ」

北川「美坂〜お前のダ〜リンがが迎えに来たぜ〜」

栞「………えぅ〜」

バタンッ

祐一「栞!?しっかりしろ〜」

久瀬「失敬な方だな。人を見ていきなり気絶するとは」

斉藤「全くだ」

北川「相沢!!美坂をどこに隠した!?」

祐一「心配くらいしろよ…それに北川、香里は自分からどこかへ行ったんだ」

北川「そんなの、ぁ〜〜〜〜

祐一「北川潤、再起不能(リタイア)

久瀬「相沢、貴様はいったい何を言ってるのだね」

斉藤「全くだ」

祐一「いや、ちょっとアレっぽく言ってみようかと」

久瀬「くだらない事だ」

斉藤「全くだ」

祐一「そんなこと言うのなら、ゲストコーナー次行くぞ」

久瀬「ふむ、君は権力を振りかざして我々を消そうというのかね」

斉藤「全くだ」

祐一「権力使いまくってるやつの台詞とは思えんぞ」

久瀬「失敬な、私がいつそんな事をした」

斉藤「全くだ」

祐一「佐祐理さんに行った事は何なんだ?」

久瀬「ふっ、それは愛ゆえの行動さ」

斉藤「全くだ」

祐一「はい、KANONキャラの男達でした〜」

久瀬「待ちたまえ!!」

祐一「なんだよ〜久瀬」

久瀬「ただでさえ私たちは出番が無いのだから、もう少し居させてくれ」

斉藤「全くだ」

祐一「最初からそういえば良いんだ。それと斉藤、お前はそれしか喋れんのか」

斉藤「全くだ(泣)」

祐一「泣くなよ」

久瀬「な〜かした な〜かした、相沢がな〜かした〜」

祐一「久瀬、お前のキャラじゃないし最近の子供でもそういうことは言わないぞ」

久瀬「むっ、そうなのか?私的にふれんどり〜な対応だと思ったんだがな」

祐一「人生やり直せ」

久瀬「それも一つの手だな」

祐一「……はぁ」

久瀬「それにしてもこの子は全く起きる気配は無いな」

祐一「この子……ああ、栞か〜すっかり忘れてた」

久瀬「外道だな」

斉藤「全くだ」

祐一「おい、栞。致命傷だとは思うがしっかりしろ」

栞「う〜ん、変態さんが一杯います〜」

祐一「……王大人、死亡確認!!」

久瀬「確認するな」

斉藤「全くだ」

祐一「お前らの収録終わったあと、医務室に運んどいてくれ」

久瀬「まあ、仕方ないな」

斉藤「全くだ」

祐一「早速ですが、これで君たちの出番は終了です!!」

久瀬「なっ!?もっと出番を!!」

祐一「北川より喋ったからもう良いだろ。さて、曲のほうなんですが俺が勝手に決めました」

久瀬「ちょっ」

祐一「君たちにピッタリの”死ね死ね団のテーマ”です、どうぞ」

久瀬「そんな〜」



曲:死ね死ね団のテーマ



香里「ただいま」

祐一「おかえり」

香里「あの子どうだった?」

祐一「医務室に運ばれたぞ」

香里「……なにをしたの?」

祐一「そんなおしっこちびりそうな目で睨まないで」

香里「ちゃっちゃと答える!!」

祐一「三馬鹿見て気絶しただけだ」

香里「そう」

祐一「……もしかして栞はあいつらが来るの分かってて」

香里「何の事かしら?それはそうと、ゲスト放っておいていいの?」

祐一「おっと、それでは今回、最後のゲストです」

秋子「どうも」

香里「ラストは秋子さんなのね」

祐一「最強だから」

秋子「最強、ですか?」

祐一「勿論、美しさでも最強ですよ」

秋子「あらあら」

香里「ふーん」

祐一「どうして、香里さんが怒った顔をしているんでしょうか」

香里「知らない」

秋子「祐一さんって罪作りなんですね」

祐一「えっ??」

秋子「もう少し鋭かったら良いんでしょうけど」

香里「そうですよね」

祐一「何のことなんだ?」

香里「自分で理解しなさい」

祐一「秋子さ〜ん、教えてくださいよ〜」

秋子「非了承です」

祐一「ぐはっ…どうしてですか?」

秋子「これだけは自分で理解しないとダメなので…」

香里「まったく…」

祐一「気になる」

秋子「どうしても知りたいのなら試練のジャムを」

祐一「試練!?」

秋子「とっても不思議な味が堪能できますよ」

祐一「あの秋子さんですら不思議な味だと……遠慮しておきます」

秋子「残念です」

祐一「香里、チャレンジしてみないか?」

香里「え、遠慮しておくわ」

祐一「やっぱりか」

秋子「あらあら、ちょっと残念です」

祐一「そうだ、ちょうどいいモルモ…ゲフン、人物がいますよ」

秋子「あら、そうなんですか?」

祐一「きっと気に入って全部食べてくれると思いますよ」

秋子「それでは、早速いってきましょうか」

祐一「ああ、そいつの特徴は金髪のアンテナを持つ男ですから」

秋子「了承」

祐一「曲を流そうと思うんですけど、何がいいですか?」

秋子「そうですね……それでは”浪漫飛行”をお願いします」

祐一「わかりました、それじゃあどうぞ!!」



曲:浪漫飛行



祐一「はい、KANONスペシャルこれで終了しました〜」

香里「ちゃんと全員出たわよね?」

祐一「多分な」

香里「多分って」

祐一「出てなかったときは出てなかったでしょうがないだろう〜」

香里「それもそうね」

祐一「変わり身早いのね」

香里「世の中を渡っていくには必要な事よ」

祐一「そうかもしれないけどな」

香里「そうそう、次回のゲストは誰が来るの?」

祐一「まあ、そうあわてるな。時間はたっぷりあるぞ」

香里「早く終わらせようと躍起になってる人も一人いるわよ」

祐一「ネタが無いんだろう」

香里「……そうね」

祐一「しれで次回のゲストだったな」

香里「時間はたっぷりあるんじゃなかったの?」

祐一「小さい事だ」

香里「まあ、いいけど」

祐一「次回のゲストは…………」

香里「なにもったいぶってるのよ」

祐一「居ません!!」

香里「えっ!?」

祐一「次回は香里と二人でお送りします」

香里「二人で間が持つの?」

祐一「持たなかったときはすぐに終わるさ」

香里「勝手なものね」

祐一「まあね」

香里「もうちょっと、考えもってやってほしいものね」

祐一「もしも質問のメール等が来た場合それに答えたりもするのでどんどん送ってくださいね」

香里「まだ、一通も来た事無いけどね」

祐一「ぐはっ」

香里「今度は一通でも送られるといいわね」

祐一「知り合いだけなのは勘弁だけどな」

香里「贅沢言わないの」

祐一「分かったよ…それでは次回、また会いましょう」

祐一&香里「次回を震えて待て!!」




〜後書き〜

みなさん無事六万ヒットを迎えることが出来ました
ありがとうございます
さて、今回本文で書いてあるとおりメール募集したいと思います
内容は質問、登場させたいキャラクターなどです
キャラクターのほうは筆者が分からないキャラの場合出せないと思いますのであしからず
それでは、次回で会いましょう



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